山上の説教の一覧。マタイ5章1-12 ~貧しい者は幸いです。~ - ~この群衆を見て、イエスは山に登り、おすわりになると、弟子たちがみもとに来た。そこで、イエスは口を開き、彼らに教えて、言われた。「貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。柔和な者は幸いです。その人は地を相続するからです。義に飢え渇いている者は幸いです。その人は満ち足りるからです。あわれみ深い者は幸いです。その人はあわれみを受けるからです。心のきよい者は幸いです。その人は神を見るからです。平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです。義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。わたしのために、ののしられたり、迫害されたり、また、ありもしない悪口雑言を言われたりするとき、あなたがたは幸いです。喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。あなたがたより前に来た預言者たちも、そのように迫害されました。~今日から山上の説教、ロイドジョンズ牧師の本を土台にマタイの幸福の指針についてメッセージを始めたいと思います。なになには幸いである、という山上のイエス様が語られたこの説教のことを幸福の指針と呼びます。 どのようにしたら幸せになれるか?という神様の教えです。そしてイエス様がこれを語ったのが40日40夜断食をし、悪魔の誘惑に打ち勝って、そして宣教を始められて、初めにこの説教が語られるのです。しかもイエス様が始められるときこう言います。「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」と言ってこの山の上で大勢の人の前でイエス様が教えを始めるんですけど、その一番初めに「心の貧しい人は幸いです。天の御国はあなたのものだからです。」とおっしゃっています。そして以前の私のメッセージの中で天の御国のことは説明しました。イエスキリストが支配する場所、天国がこの地上に来る、ということです。 でもマタイがなぜ初めにこの福音書の山上の説教を持ってきたか?ユダヤ人にとって神の国への誤解があったからです。自分達は神の国の民だと思っていたんです。エルサレムが神の国だと思っていました。でも、今ここでイエス様が言っている天の御国は、ユダヤ人たちが思っているような神の国ではありません。王が支配するのではなく、このユ
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